ナマズオ指揮官が指揮で心掛けていたこと

僕が指揮官をやっているときの話をします。

僕はそもそもアクションが得意では無いので
動き方だったり、火力の出し方、
PvPのコツなどは他の方に任せて
僕自身が役に立てそうなことを書かせていただきました。

そもそも最初にDPSでもなくロボでもなく
指揮をやり始めたのは、
カードゲームで戦術を考えるのが好きだったので
役に立てそうなポジションだったからというのは大きいです。

僕自身が考えていることが他の方の参考になれば幸いです。
多分、PvP以外でも使えるので是非読んでください。

落ち着いてアラチャを見る余裕は無い

まず、大前提としてPvP試合中は
落ち着いてチャットを見る機会はそうそうありません。
全て「ながら」になります。

ラインで戦いながら。
周囲に気を配って水を汲みながら。
MAPを見つつロボを操作しながら。
マーシナリーを取りながら。
中央で戦闘をしながら。

色々、ながらになってしまうので
チャットを見る優先度は一番最後です。

これを踏まえた上でチャットの意義を考えています。

指揮官は指揮官に非ず

指揮官は正確に言えば指揮官ではないんです。
「応援をお願いする立場」です。

人よりほんの少しだけMAPが見れている程度です。
(見ていない現場を想像することはできても、実際には見れません)

自分の見ている戦場やMAPを見て
戦力をシミュレーションして、最適解(と思われる)のお願いを出します。

お願いした結果、誰も動かないこともあります。
それで感情を動かすのはお門違いです。

飛行機の管制塔や会社のシステムオペレーションで
感情で動かすとロクなことになりませんよね。
感情で仕事しませんよね。

これと同じことです。

最適な行動を常に行う、それに伴う結果は言い方が悪いですが
僕自身の知ったことではないのです。

仕事を遂行するために考えうるその場の(自分ができる)最高の行動をするだけです。

勝ち負けはコントロールできませんが
自分の行動はコントロールできます。
その結果、トータル勝率が1%上がれば上々と考えています。

できるのは精々その試合の勝率を1%以上、上げることです。

勝つために勿論全力を尽くすが、
それでも勝敗はコントロールできません。
それゆえ、勝っても負けても反省があったりするのは
面白いところですよね。

これを踏まえたうえで次項へ行きましょう。

なぜ言うことを聞いてくれないのか?

よく、「どうして言うこと聞かない」と
ダメ出ししてるアライアンスチャットを見かけます。
あれは最悪な例で士気も下がり、従いたくないですし、
BLに登録されることもあります。

これは恋愛が下手な人にもよくあることですが…
無理やりいうことを聞かせようとしても北風と太陽ですよね。

チャット自体、見る余裕が無いか、
見ているユーザーがあなたのチャットに従わないという選択をしています。

その中で比較的「お願い」を聞いてもらえた例として
僕が意識してきたことを公開します。

心掛けてるのは言葉遣いです。

どういうところに注意してやってきたのか少しお話しますね。
僕が話す言葉を組み立てる上でのセオリーがあります。

・潜在意識(脳)は主語を認識しない
・潜在意識(脳)は否定語を認識しない

たった2つです。
(本当はもっとあると思います)
RWでのいわゆる、指揮において
味方に一人でも多く協力してもらうために意識していたのは

「指示をしない」
「ダメ出しをしない/否定をしない」

です。

では次項で1つずつ解説します。

指示するべからず

「指示をしない」というのはどういうことでしょうか?

文字通りです。
「~しろ」という言い方はしないんです。
皆、強い言葉で言われると従うのを嫌がります。

じゃあどうすればいいのかというと、

「ジャスティス/オプレッサーを出す、チェイサーで応援求む!」

これはわかりやすい「お願い」ですよね。

もう1つ例を出します。

「はぐれジャスだ!!チャンスだぞ!」

これも指示ではありません。

戦況報告ですが、「破壊するチャンス」ということがわかります。
結果としてチェイサーに乗ってくれている方が迅速に向かってくれます。

またここで「潜在意識(脳)は主語を認識しない」が役立ちます。
自分にとってのチャンスは他の人にとってもチャンスです。

チャンスには皆乗っかりたいですよね。

指示ではなく、士気を高め、やって欲しいことをお願いしています。
結果として「俺が破壊する!」「いや俺がやってやる!」となります。

「オプレッサー出現!破壊します!」

これもある程度の効果がありました。

自分が破壊する趣旨の文章に見えますが
歩兵やチェイサーの応援が来ることが多々ありました。

「ラインを上げます!」

もそうですね。
自分が先陣切って他の人に協力を仰げます。

これはアストラガロスでの指揮でしたが
ヒドゥンゴージにおいても
「何をすると勝つチャンスになるのか」「自分はどういう行動をする?」等、
お知らせすると面白いかもしれません。
この使い方は色々考えられると思います。

否定をするべからず

では「ダメ出しをしない」「否定をしない」はどういうことでしょうか。

ダメ出しは普通に士気が下がることと
ダメ出しをされてしまうと、自分は何をしたら良いかわかりません。

「~をするな」ではなく「~をしてほしい」と言えば
何をやるべきか判断できますよね。

ましてや「ながら」になる戦場において
落ち着いて考える時間はありませんから
代替案があったほうが良いのです。

「中央に集まりすぎないでください」

⇒集まりすぎるな?何をしたらいいんだ?

となりますよね。

「南折らないでください」

⇒んなこと言っても南進めちゃってるしどうしたらいい?

となります。

結果、南を折って相手側のジャスを出してしまうケースも多々ありました。

こういうときは

「南軍、中央と北の応援求む!」

と言い換えればどうでしょうか。

少なくともやって欲しいことが伝わります。
南にいる人は北へ向かえばいいことがわかりますね。

また、潜在意識(脳)は否定語を認識しないので
「~するな」の部分は、余裕が無いシーンほど認識できません。

肯定文になるような言葉に置き換えていくことを心掛けています。

それでも全員は動いてくれない。利害の一致点は?

ライバルウィングスには色んなプレイヤーが参加します。

①PvPを楽しむ方、勝ちたい方
②戦績目当てで来ている方
③PvPをやりたいけど初心者でよくわからない方
④あわよくば放置して戦績及び経験値目当て

④は論外(通報しといてください)としても
②と③はまだ指示を聞いてくれる「可能性」があります。

③はギリギリ、何をすればいいかわかれば動く可能性があります。
②の中でもある程度理解している方、理解していない方がいます。

理解していない方は、慣れていただく以外無いので
理解している方に絞って話すと
戦績目当てということは、
「勝っても負けても、試合が早く終わると嬉しい」
ですね。

で、僕らの目的は「勝つこと」です。
勝てば彼らも単純に戦績が2倍になるのでおいしいわけです。

なので利害の一致点は
「早く勝って試合を終わらせること」です。

勝つほうが早いか、負けるほうが早いか、彼らは
試合前半で判断しますから、
先手必勝で勝ちムードを作ることを心がけます。

これによって、協力してくれる可能性を1%でも上げれば上々ですね。

まとめ

僕が考えていることをまとめましたが
どうだったでしょうか。

指揮というより
「どうやったらお願いを聞いてもらえるか」
のほうにウェイトがあったような気もします。

まだまだ考えるべきことは多いのですが
一度にそんなにたくさん言っても、使いこなせないと思います。
1試合、1日、1週間…どの期間を設けてくれてもいいです。
自分ができる範囲でたった1つ、どれかをできるようになっていけば良いですね。

僕も「直近10試合でブランクを敵兵にあてて落とす」
「次の試合では照準+レーザーコンボを当てる」
等、ちっちゃな目標を立てて自然にできるように
反復練習していました。

一度に全部はできませんので
たった1つ、どれかできるようになったら
次の目標を作って繰り返す…
それの反復でうまくなると思います。

その試合で1つでも多く、自分が関与して貢献できることを
増やしていく、それを繰り返すだけです。

この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

余談 ナマズオ指揮官は今何してる?

僕は相方とモニターが隣りあわせだったこともあり
相方がチェイサーを操作して僕が水を汲みながら、
MAPで戦況を確認し指揮官をやっていました。

2人PTもしくはソロでのいわゆる野良指揮官ですね。
そこに一人フレンドが参加したりしなかったりなので
いわゆる、固定PTはありませんでした。

僕自身はあまり戦闘職を触らなかったので
水汲みと白で参加しての回復が殆どで
歩兵としてはあまり貢献できていませんでした。

それでもアストラガロスでは指揮をしたときは
野良にしては良い勝率でしたが…


SSは現存していませんが最大で75%だった気がします。
ヒドゥンゴージになると、歩兵やロボの重要性、
また中央列車やマーシナリーなど
他のイベントが多くなり、僕も戦闘をしたくなりました。
そして元々アクションゲーム自体が苦手なので
スキルの少ないロボ乗りから始めています。
(戦闘職としては機工士を出すことが多いです)

練習の結果、15~20キルできることも多くなり、
対物でも100~200万行くこともあり
それなりに戦力として貢献できるようにはなったと思います。

ただ、ある人の影響でロボをもう少し極めたくて
今はほとんどロボを動かしています。

戦闘職はどれが自分に合っているのか模索しながら
近接DPSで木人を叩いて練習しています。

じゃあ今後指揮はやらないのかというと
指揮官のGMから注意騒動があっても
僕はアラチャをすることに全く抵抗は無いので
ロボに乗りながら慣れてきた頃合いにアラチャをしていくと思います。

Distar及びサブキャラを動かすことも多いので
今後も戦場で見かけたらよろしくお願いするっぺよ~!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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